CLF ニュース

「ヨーロッパ」神が切り開いた新しい道、C-YA「Online World Camp!」

投稿者
web_news
投稿日
2020-08-03 14:10
閲覧数
1901
韓国を皮切りに、世界的にオンラインワールドキャンプが始まった。ヨーロッパでは、C-YA(Christian Youth Association)という名前でオンラインキャンプを準備した。今回のキャンプはヨーロッパにいる青年たちと留学生など、ヨーロッパの若い働き手が主軸となって準備した。学生たちが頭を突き合わせて色んな新しいプログラムを構想し、映像などを直接撮影しながら神がワールドキャンプを手伝ってくださるのを見た。そして牧会者と夫人たち、兄弟姉妹たちが教師として参加し、学生たちに福音を伝えることに焦点を置いて一緒に集いながら訓練を受けた。また、 ヨーロッパの教会たちは1,000人の参加者を目標に広報と祈りを続け、神が一人ずつキャンプに導いてくださるのを見た。韓国ワールドキャンプに続き、神がヨーロッパでも力強く働かれたニュースをお届けする。

 

教師ワークショップのお知らせ

 


教師としての心構えについて伝えるオ・セジェ牧師

 

ワールドキャンプを3週間後に控えた7月13日、ヨーロッパ全域から選ばれた55人の教師が2週間の間に4回にわたって教師ワークショップを行った。特に、今回の教師ワークショップ第1週目では、グッドニュース・チンジュ教会のオ・セジェ牧師を講師に招き、教師として持つべき心構えについて学んだ。

 

オ・セジェ牧師は、マタイの福音書25章の二タラントを預かった人の例え話をあげて、学ぶ心の重要性に対して語った。教師に選ばれたが心を決められない兄弟姉妹たちに、二タラントを預かった者が五タラントを預かった者を見て「同様に」挑戦できたように、教会が導くとおりに聞いて学ぶ間に同じことをやり遂げることができるというメッセージを伝えた。

 


福音の伝え方を教師たちに教えるオ・ヨンド牧師

 


直接準備した資料を持って福音を伝える教師

 

 

第2週目には、英国ロンドン教会のオ・ヨンド牧師を招待し、罪、律法、悔い改め、福音など、4段階にわたって順々に福音を伝える方法を学ぶ時間を持った。学ぶことだけにとどまらず、教師たちは実際に発表する資料を作り、練習を重ねながら福音を伝えることに心を決め、大胆に伝えられるように準備に励んでいた。

 

 

C-YA学生準備チーム

今回のキャンプは、キリスト教青年連合(Christian Youth Association)」という名前にふさわしく、学生たちが主軸になって行事の企画から運営まで全般的な部分を準備した。ヨーロッパ各国から40人の学生たちがオンラインで集まったが、距離上の問題で行事の準備はさらに難しく見えた。しかし、互いに心を分かち合い、教会の声に焦点を合わせている間、神がすでにこのキャンプを完璧にしてくださったことを見つけられた。

また、キャンプを広報するために、複数のキリスト教団体にC-YAを紹介しながらイベントを知らせた。教理や教派と関係なく、神のみことばによってキリスト教青年たちが連合できる場を設けたことを広報する間、神がヨーロッパを越えてアメリカ、中東にまでC-YAオンラインキャンプの広報ができるようにしてくださった。

 


米House of David Ministriesの代表エリック・マイケル・テイテルマン牧師

 

その過程で出会った米国のHouse of David Ministriesの代表エリック・マイケル・テイテルマン(Eric Michael Teitelman)牧師は、コロナウイルスによって牧会に少なからぬ困難を抱えていることは事実だが、C-YAの学生たちがこれに屈せず直接オンラインでキャンプを準備し、また新たな福音の場を開くという事実に深い感銘を受けたと言った。そして応援のメッセージを通して、イベントの広報および準備のために必要な支援を惜しまないと約束した。

 


パキスタンのキリスト教青少年グループの代表ジェームズ牧師

 

イギリスのオ・ヨンド牧師とつながったパキスタンのキリスト教青少年グループ(Ecumenical Commission for Human Development)の代表ジェームズ(Rev. James)牧師は、C-YA青年たちのビジョンに共感を示し、パキスタンのキリスト教青年たちも行事に一緒に参加できるよう手助けすると約束した。

 

開幕式

7月30日の木曜日、2020オンラインC-YAワールドキャンプが始まった。3日間行われる今回のキャンプには、ヨーロッパの他アフリカ、アジア、中東など30ヵ国以上が参加した。また1,000人近くの学生たちが参加を申し込み、Web会議ツールZoomを通してイベントプログラムに参加した。また、各プログラムは11ヵ国の言語に通訳され、ヨーロッパ教会のすべての聖徒はFacebookとYouTubeによる生放送を知人たちとシェアすることで、非常に多くの人々がヨーロッパキャンプにともにすることができた。

 


ワールドキャンプに参加したヨーロッパの青少年たち

 


オンラインワールドキャンプの参加者たち

 


アメリカのカリ・ゾーベ(Kari Jobe)ワーシップ公演

 

ドイツの時間で午後7時から始まった開幕式は、アメリカのカリ・ゾーベ(Kari Jobe)のワーシップとともに行われた。学生たちが一人、二人と参加し、いつの間にか画面上にはヨーロッパ大陸を越えて、さまざまな世界の人々がオンラインキャンプとともにしていた。

 


司会を務めるオ・ソンウク兄弟とエレナ姉妹

 


アフリカ文化ダンスAfrica Oye

 

続いて司会者のオ・ソンウク兄弟がヨーロッパC-YAについて説明した後、アフリカ文化ダンス「Africa oye」で開幕式は幕を開けた。

 


祝辞を述べる英バーナード・サラ牧師

 

引き続き、英国のサラ牧師が祝辞を述べた。サラ牧師は「ここに参加できて感謝し、皆さんと一緒にいられることにも感謝する。一緒に集まって信仰を語り、神様のしもべからみことばを聞くことができたことにも感謝する」とし、「C-YAを通して多くのヨーロッパの学生たちがこのような美しい場を作られたことに対しても感謝する」というメッセージを伝え、開幕式の場を盛り上げた。

 


オ・ヨンシン牧師の開会の挨拶

 

次はドイツ・フランクフルトのオ・ヨンシン牧師が開会の辞をした。オ・ヨンシン牧師は、C-YAキャンプは他のキャンプとは違って、真の幸せを与えられるとし、その理由はここで真の神に出会えるからだと話した。また、オ・ヨンシン牧師は罪で苦しんていた自分の過去について話し、パク・オクス牧師との信仰相談を通して自分が変わったように、ここにいるすべての学生がパク・オクス牧師のみことばを聞くことができることに感謝すると話した。

 

開会の辞を終えたオ・ヨンシン牧師が「2020ヨーロッパワールドキャンプ!」と叫ぶと、Zoonを通して集まった人々の歓呼とともに花火が打ち上げられる映像が流れた。たとえオンラインであっても、若者たちが大陸を越えてこの場に集まり、この上なく楽しい雰囲気が続いた。

 


キャンプのメイン講師であるパク・オクス牧師のメッセージを聞く参加者たち

 

続くグラシアス合唱団の美しい歌は雰囲気をいっそう和ませてくれた。公演が終わり、パク・オクス牧師のみことばが始まった。この日、パク・オクス牧師はヨハネの福音書8章1-11節に出てくる姦淫の場で捕らえられた女の話を通して神の心を伝えた。「人々はイエスを信じると言いますが、イエスが私たちの罪を赦したことは信じていません。自分が罪人だと言う人も多いです。それはイエスを無視することです。自分の考えを信じないで、みことばを信じなければなりません。私たちの考えはあまり意味がありません。イエスのみことばが重要です。姦淫をした女を罪に定めなかったイエスは、皆さんも罪に定めません。」

みことばが終わった後にSTOP(Share to other people)セッションプログラムが始まった。「他の人たちと心を分かち合う」という意味のこのプログラムは、新しい参加者ともっと親しくなるためにC-YA青年準備チームが新たにつけた名前だ。参加者は40組にわかれてみことばを聞いていて、それぞれ心に刻まれたみことばを分ち合い、教師ともさらに深い交流する時間を持った。教師たちは参加者に福音を伝えながら神の働きを目にすることができた。

 


グループ交際をする参加者たち

 


グループ交際をする参加者たち

 

開幕式を皮切りにキャンプは3日間続く。コロナウイルスによって経済が萎縮し、人々の人生に多くの変化が訪れたが、一方では神が福音を伝える良い機会を与えられた。神が呼んでくださった学生たちを一人ずつ会って神の心を伝えれば、神の心の中にある平安と祝福が参加者たちの心にも訪れるはずだ。

ワールドキャンプの企画チームの証

メレーネ / ドイツ
キャンプを準備しながら神様が私たちに開いて置いた多くの扉を見ることができました。多くの牧師たちにも出会えて、イスラム国家であるアルバニア市長の心も開いてくださったことでティラナ市と一緒にキャンプを開く機会も得られました。オンラインを通して新しい福音の扉を開いてくださる神様に心から感謝します。

ウィリアム / イギリス
私は名士招待チームの一員としてキャンプを準備する仕事を引き受けました。この仕事は私が一度もやったことがないので、名士たちと連絡がつくのは簡単ではありませんでした。しかし招待を続けながら神様が準備してくださった人々によってプログラムが成し遂げられるのを見ました。このキャンプは私が準備したものではありません。神様が成してくださいました。

イ·ジュヨン / イギリス
私が広報チーム長を務めることになったとき、負担な心でいっぱいでした。しかしヨーロッパ教会の青年兄弟姉妹たちと一緒に準備しながら、神様が私の不足さがまったく問題にならないように導いてくださるのを見ました。私は福音の仕事に対してまったく問題がない働き手だと信じます。

アラン / スペイン
ワールドキャンプに携わることとなり、最初はキャンプの準備期間が切迫して見えて私が何をすればいいのかよくわかりませんでした。個人的には大学の入学準備までしなければならなかったので、「なぜ神様は私のような人を進行チームに入れたの?」と思いました。しかし、牧師との相談を通して、神様は私の姿と関係なく、すでに私をみことばとおりに完全にしておいて、神様の意であるキャンプに私を入らせてくださったことを発見しました。一人一人キャンプに一緒にできるよう導いてくださる神様が見られて本当に感謝しました。

ポルトガルのペ・ギヒョン牧師 / プログラムを進行
コロナウイルスにより、一堂に会して行なうはずの大伝道集会とワールドキャンプが暫定的に中止となり、もうこれ以上行事はできないと思っていました。しかし神様はオンラインという、もっと広い場所をあらかじめ用意しておいて、思う存分福音のために働く機会をくださいました。キャンプの準備で夜遅くまで苦労する日々もありましたが、神様が力と喜びを与えてくださったので感謝する心で準備することができました。

スペインのパク・グクファン牧師 / 運営部担当
オベデ・エドムの子孫たちは能力者でした。オベデ・エドムは"エドムのしもべ"という名前からもわかるように、神様とは程遠い人でした。しかし神の箱に頼ったときから、神様の能力が彼の家に臨みました。このみことばを聞いてキャンプを準備する間、私もイエスの血を頼りに準備することになりました。企画、計画、制作などすべての部分が不足していましたが、だからこそ毎日イエスの血に頼りました。そうする間、神様が一つずつ準備してくださるのを見てとても感謝しました。