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「国内」CLF ONLINE CONFERENCE『聖書に帰ろう』

投稿者
admin2
投稿日
2020-09-24 23:58
閲覧数
1833
|教会の歩み、永遠の願いをはじめ9つの講演を開催
|聖書のみことばから希望を見出し神と一つになるとき



日本においてCLF ONLINE CONFERENCE(以下、「CLF」と略す)が2020年9月20日から4日間にわたって開催されました。
「Ready for your comeback?(帰るべきところへの準備はできましたか?)」と題するバク・オクス牧師の講演がメイン。
その他にテーマ別講義として永遠の贖い、信仰の生活、教会の歩み、こころの世界、伝道、幕屋、刑務所での教役などが行われました。
これらの講義を通じて、神のみことばを心にとめることにより新たな力を得て前に進むことを目指しました。
今回のCLFは、2018年9月に第1回が行われて以来、2回目の開催となりました。
現在、キリスト教の信者数が総人ロの1%弱を占める日本。そんなキリスト教がまだ根付いていない日本において、これから福音の扉を開いていくためにCLFを行うことにしました。
この開催のお知らせを全国の教会に向けて、オンライン・オフラインともに電話やメール、手紙を送付し、Facebook、Instagram、Twitterなどの代表的なSNSを用いて、神を待ち望む人を一人でも取り残すことがないよう、届けるようにしました。



催しではテーマの講義を通じて、こころの世界を学べる時間になりました。
まずは、教会の歴史の講義として、教会の中に霊的な秩序があることを説明しながら教会の重要性と使命について述べました。
また、こころの世界の講義では、「自分の正しさ」が引き起こす不幸がテーマである「ゾロモンの名裁判」を取り上げました。
そこでは、命を得るために自分の正しさを捨てることが真の正しさであることから、自分の正しさをすてて主の正しさを受け入れてこそ、真の信仰生活が可能になると説きました。



信仰の証の時間では、グッドニュース・ロスアンゼルス教会の宣教師であるチェ・ヨハン牧師の「サソリの毒に勝った言葉」を聞きました。
どんな状況でも神のみことばには力があり、神はご自分を仰ぎ見る者に必ず働きかけることを明確に示された時間でした。



グラシアス合唱団の賛美



メイン講義を行ったバクオクス牧師は、使徒の働き13章22節の「人によるものと神によるもの」についてのみことぼを伝えました。
「イエス・キリストの十字架だけで十分であるのに、人々はイエスの十字架の功労と血では足りないと思い、さらに人間の犠牲や熱情、労苦、忠誠などを加えなければならないという考えで信仰を行っています。
それは人間から見れば良い行いのように見えますが、神からすれば、イエス、キリストの十字架の功労を信じていない人とみなされます。
私たちのすべての罪が洗い流されるのにはキリストの十字架だけで十分です。私達が正しいと認められるのに必要十分です。」とイエスキリストがなされた尊い行いを伝えました。



最後のプログラムではグループミーティングが行われました。参加者たちはみことばを聞いた後、ZOOMを通して自らのこころの変化について意見を交わしました。

 

川島八千代さん(東京)
パクオクス牧師のみことばを聞きながら、初めて東京恩恵教会に招かれた日を思い出しました。
以前、通っていた教会の枚師たちの説教と言動に失望して、今後どの教会に通えばいいかを迷っていたところ、チョングチョル牧師のみことばを聞きました。
「私たちの罪はイエスが永遠に贖ってくださったので私たちはすでに義の人です。これ以上、罪の赦しを請うための祈りをする必要はありません。質問があれば行ってください。」
私は以前通っていた教会の牧師からは納得のいく答えを得られなかったみことばについて質問をしました。
それは創世記40章の献的官と料理官の夢の話でした。なぜ献酌官だけが救われ、料理官は救われなかったのか…。
その質問でチョン牧師は、「イエスの血の象徴であるぶどう酒とイエスの身の象徴であるバン以外に、何も自らで付け加えてはならない」と答えました。
その時まで、以前通っていた教会から「イエスのように行いなさい」とずっと聞いていたので、私が何かをしなければならないという考えがいつもありましたが、目からうろこが落ちたように、ここに本当のイエスの教会があることに気が付きました。
その後も再び自分の行いと考えに惑わされることもありましたが、そのたびにチョン牧師のみことばが私を導いてくださいました。認知症がひどくなった母の面倒や甥の結婚問題など、目の前の問題に惑わされて自分の中で迷いも生まれることもありました。
でも今日、パク枚師の献酌官と料理官に対するみことばを聞いて、再びイエスのもとに戻ることができました。

キムマユミさん(静岡)
コロナウイルスによって集会ができない中、オンラインでみことばを聞けるようになったことに感謝します。
信仰は自分の正しさを捨てて、神が何を仰せられてもそのとおりに従うことが必要です。私たちが何かをするのではありません。
イエスの十字架による贖いだけで十分なのに、何かが足りないと考えることが問題でした。
自分の考えを捨ててバク・オクス牧師が信じる神を私も信じたいです。この終わりの時代に神の福音を伝えるキリスト者であることに感謝します。

今回のCLFは、これまでの集会や信仰生活の中で解けなかった問題と心の乾きを解消し、みことばから希望を得て神とこころが一つになる時間となりました。
残りの時間、参加者たちが聖書に戻って一つになり、こころが福音を前にすることにより、希望を持って生きていくことで、神に感謝し、栄光を捧げたいと思います。